フリーランスとして独立し、まず気にかかるのが仕事の探し方だ。企業で働いていた頃は、割り振られた業務をこなしていればいいだけだったが、フリーランスは自分で仕事を探していかなければならない。むろん、以前からつながりがあった企業や知人から仕事を請け負えるのであれば、それが一番手早いだろう。一緒に仕事をしていたのであれば、お互いがどのようなスキルを求めているのか、ペースはどうなのか、得意な仕事は何なのかも把握しているからだ。

つまり、仕事に関してのミスマッチがない、もしくはあったとしてもそれを知ったうえで仕事を依頼していることになる。この場合であれば、多少仕事で問題があったとしてもお互い納得済みであるため、問題が発生することは少ない。だが、これが全く知らない者同士となると話が変わる。理想のマッチングができず、話が違うということに発展する可能性があるのだ。

そのような事態を避けるには、案件サイトやクラウドソーシングサービスなどを利用するといいだろう。特に案件サイトであればサポートがついており、自分がどういう仕事をこなしてきて、どういうスキルを持っているかを伝えれば、それにあった仕事を探してきてくれるだけではなく、定期的に斡旋もしてくれる。フリーランスとして仕事を探すうえで、手間が省けるのはもちろん、自分に合った仕事をしっかりと見つけてくれるのはかなりのメリットだろう。フリーランスの仕事を探すのであれば、積極的に利用していくべきだ。